犬は病気を探知出来るって本当?

病気を探る!

癌探知犬というのが昨今注目を集めており、多くの愛犬家の間では話題になっています。
一体どのような方法で見極めているのでしょうか。
そんなことあるわけないと思う前に、一度確認してみましょう。

ガン探知犬とは一体?

そもそもガンは悪性腫瘍の一種です。
血液やリンパ管を通じて全身に転移する病気です。
そして移転した先の臓器を不全にさせることがある恐ろしい病気だと言われています。
かつては不治の病とも呼ばれていましたが、転移する前の初期段階で発見出来、治療を行うことでその後の寿命がかなり長くなるということが分かってきました。
現在患者の生存率を大きく左右する早期発見がガンという病気に立ち向かうために必要であると見直されています。
そのためにガン探知犬が投入されているのです。
肺がんや乳がん卵巣がんや膀胱がんなど様々なガンに対する実験が犬に行われてきましたが、全てに共通して言えるのはガン患者の体内で生成される何らかの化学物質を犬はニオイでカギ分けることが出来る、と言われています。
残念なことに今の段階では何かの化学物質というものが何なのかを断定することは出来ません。
しかしその正体を突き止めることが出来れば大きな医学の発展に繋がります。

皮膚がんを探知

皮膚がんは皮膚に現れるがん組織の全てを指します。
皮膚の表面に加わる紫外線や化学物質などの刺激によって皮膚組織ががん化しやすいと言われています。
昔は夏休みは外に出て、たっぷり汗をかいて遊んできなさいといわれていたのが、今では紫外線予防のために日焼け止めクリームは必ず塗ること!としつけているご両親がいるのも事実です。

犬が皮膚がんをかぎわけることが出来るかもしれないという仮設はロンドンの2人の皮膚科学者が手紙で医学雑誌に投稿したことから分かっています。


このように肺がんや膀胱がん、前立腺がんなど、色々な部位のがんを犬はかぎわけることが出来ると言われています。
しかし何故なのかまでは分かっていません。
それが分かったら、大きな医学の進歩でもあるのです。
そして犬がどれほど素晴らしい嗅覚を持っているかについても討論がなされることでしょう。

今はっきり言えることは、化学物質の何か、に反応するということだけです。
しかしこれは初期の段階でもかぎ分けることが可能なため、がんの早期発見早期治療にとっては充分に生きていくための可能性が高くなるということになります。
治療犬や診断犬など、今後そのような犬が出てくるかもしれません。
実際に作業犬として盲導犬などが活躍している世の中です。
医療の現場にも犬をどんどん入れていき、その優れた嗅覚と感覚で病気をかぎわけてくれると個人の命が1つ救えることになります。
それはすぐそこまで来ているかもしれません。